早いものでもうすぐ小学生ですね。5歳になると生活習慣も安定してきて、ほとんどのことができるようになります。
しかし、まだ5歳児。
自分の思い通りにいかないこともまだまだあります。それがストレスとなっているケースも多いようです。
そのような場合は怒らずに甘えさせてあげることが大事です。
できるだけお子さまのことを否定せずに、考えを尊重してあげましょう。
今回は、入学前の5歳のお子さまに最適な知育玩具を紹介します。
Contents
1.5歳の知育玩具選びのポイント
幼稚園・保育園などで気の合うお友達を見つけて、コミュニケーションを上手にとれるようになってきます。
自分以外の人に対して、思いやる心が育つ時期です。
発達には大きく差があるのですが、文字を読み書きし、数字を数えられるようになるお子さまもいます。
細かいところまで気がつくようになり、物理学的なことにも興味を持ち始めます。
したがって、原因と結果がわかる達成感を味わえるおもちゃがオススメです。
2.おすすめ!5歳の知育玩具
2-1.実験シリーズ 動きとちからのしくみ
最初に紹介するSTEMシリーズはアメリカが発祥の教育分野です。
かつて、技術・科学分野の優秀な人材により、世界のリーダー的な存在として活躍してきたアメリカですが、近年は「理系」と呼ばれる分野を専攻し職業に就く人材が減少しています。
そこで、未来の産業を生み出す人材を育てることを目的に、
・Science (科学)
・Technology (科学技術)
・Engineering (工学)
・Mathematics (数学)
の4つの科目を統合し、関連性を持たせて学ぶ「STEM」という分野が誕生しました。
学校教育でも実践されており、実体験の試行錯誤を通して、科学的思考や問題解決の力を育てます。
物理や科学の基礎を学べ、実際に実験をすることにより理解も深まります。
体験を通して学んだことが、実生活の問題解決にも役立つと注目されています。
車や道路パーツ、振り子のボールなどを使い、「動き」と「力」の仕組みを10種類の問題と実験を通して体感しながら学べるセットです。
坂道の傾斜や振り子の振り幅を試行錯誤することで、日常生活でも使われている物理学の法則を体感することができます。
動画はこちらをご覧下さい
2-2.ボール転がし
マグネットマーブルラン
ボールの転がる道を自由に作って遊べます。
マグネットでくっつくレールをボールが上手に転がるように置きます。
くねくね曲がったり、急カーブしたりとレールごとに溝の形が違うので、レールの位置や角度も工夫して、ゴールまでボールを落とさないように道を作りましょう。
3面のマグネットボードの折り曲げ方によって、難易度が変わりコースのバリエーションも広がります。
ボールが上手く転がるようにレールを組み合わせて色々なコースをつくってみよう。
動画はこちらをご覧下さい
2-3.コーディング体験
コーディングロボット クリス
プログラミングの基礎となる「コーディング」に遊びながら触れられます。
ゴールにたどり着くにはロボット(クリス)にどういうを指示したらいいかなと、問題は難易度ごとに分かれ全16種類あります。
ロボット(クリス)を動かしたい順番に、コーディングブロックをセットして指示を送ると、ロボットがコード(指示)通りにマップ上を動いていきます。
特徴は、自分が考えたコード(指示)をコントロール盤上で可視化できることです。
ロボットを動かした後もコントロール盤にブロックが残っているので、コード(指示)で間違ったところを自分自身で発見して修正し、再度挑戦できます。
問題は初級、中級、上級と分かれていて、理解度に合わせてチャレンジしステップアップできます。
そのほか、カードを使わずにコーディング・ブロックをランダムに置きクリスの動きを観察したり、わざとクリスの動きが地図からはずれるように置いたり。
自由な発想でオリジナルの遊び方を考え、多様にあそびを発展できます。
2-4.磁石のブロック
マグフォーマー クリエイティブセット90ピース
シリーズ最大のこのセットは、他のセットには含まれていないカーブを描くパーツなど、全13種類が含まれています。
大きな作品づくりはもちろん、兄弟や友達と複数で遊んでも楽しめます。
マグフォーマーは、2次元と3次元を行き来する磁石のおもちゃで、瞬時にカチっとつながります。
2歳頃から遊べますが、年齢や発達に応じて遊び方が変わってくるので長く遊べるのも特徴です。
ブランド紹介
【マグフォーマー】(韓国)
マグフォーマーは、アメリカで生まれ、日本を含むアジア、ヨーロッパなどにも広がっています。各国へ届けるために、世界でも厳しいと言われる欧州の安全基準(CE)やアメリカの安全基準(ASTM)もクリアしています。子どもたちの学びをサポートするブロックとして、世界の教育現場でも高く評価されています。
2-5.空間認知力を育むパズルブロック
ラーニング・ブロックス360°
「遠近法」や「視点を変えることで同じものでも違った見え方をすること」、「平面のものを立体に変換して再現すること」などを遊びながら体験し、空間認知力を育むパズルブロックです。
かたちの違いを知り、分類できまるようになり、見る向きでかたちの違いがわかります。
また、のせる・並べるなど構成でき、見本と同じように並べられます。
- COMMENT
- 実母からだいぶ前にプレゼントでもらったこちらのブロック。
もらった当初は見向きもせず…。
数日前に久々に出してみたら食いつきがすごかったです。
1番~毎日10ずつ挑戦しています。
カードを見ながら上から横から見ながらブロックを積んでます。
「こうやって置くとー、、あ、なんか違うなぁ…」
とかブツブツ言いながら真剣にやっています。
親がびっくりするくらいの正解率でブロック積んでいます。
考えて考え抜いて積んで正解だとすごく達成感があるようです。
空間認知能力が育つといいなぁとちょっと期待しています。
2-6.立体のパズル
ワールドマップパズル 世界の名所
350ピースのパズルと50個の世界の名所が立体パズルになった遊びながら学べるセットです。
楽しく学べるイラスト付きの本付きで、大人も一緒に楽しめます。
立体パズルがどの場所に位置しているか当てるゲームなど様々な遊び方で楽しみましょう。
ブランド紹介
【ジャノー】(フランス)
1970年にフランスで誕生したトイブランドで、幅広いラインナップを取り揃えています。
ジャノーが得意とする色彩豊かなフレンチテイストのデザインは、おもちゃとしてあそんだ後に、インテリアとしても定評があります。
2-7.お絵かきのおもちゃ
描き方ブックが付いているおえかきセットです。
描き方ブックを使えば、かわいい女の子向けのイラストや動物のイラストを簡単に描くことが出来るようになります。
描く順番や色塗りのお手本が載っている描き方ブックを見ながら、マス目が描かれたスケッチ用紙に自分で描くことで、オリジナルのかわいいイラストが描けるので自信につながります。
一体になったケースに全てしまえるので、持ち歩きもお片付けも簡単です。
2-7-1.イラストの描きかたノート 女の子
かわいい女の子向けのイラストを簡単に描くことが出来るようになります。
難しい色々な28種類の女の子や動物やスイーツ等を、簡単なカタチの組み合せで描くことができます。
2-7-2.イラストの描きかたノート 動物
動物のイラストを簡単に描くことが出来るようになります。
難しい色々な28種類の動物を、簡単なカタチの組み合せで描くことができます。
ブランド紹介
【タイガートライブ】(オーストラリア)
子どもたちのクリエイティビティを刺激する知育玩具ブランドです。
Tiger Tribe(タイガートライブ)の商品は、全ての子供達の健やかな成長と明るい将来を願ってつくられています。
2-8.球運びゲーム
球運びバランス・ゲーム
細い橋や穴の開いた通り道を、ボールを落とさないようにスプーンで誘導するゲームです。
特徴のある6種類のレールを自由に組み替えられるので、様々なコースで楽しめます。
本や筆箱など家の中にあるものをコースに組み込んだり、タイムトライアルで競ったりと、子どもから大人まで家族一緒に楽しめます。
不安定なレールの上でボールを操作することは、目で見たものを正確に手で操作する目と手の協応運動を鍛えることにつながります。
また洞察力やチャレンジ精神、達成感を遊びの中で育むことができます。
日常生活と密接にかかわっている手指を思ったとおりコントロールできる力を、楽しみながら身につけていきましょう。
難易度を自分で調整できるので繰り返し挑戦することができます。
ブランド紹介
【ベルダック】(ドイツ)
幼児教育発祥の地であるドイツで、長年教育市場に向けた教材を開発してきたメーカーです。文字が読めない頃でも遊びながら楽しく学びや発見につながる、ゲーム要素たっぷりの遊具を数多く開発しています。
2-9.ネジと工具で物づくり
ベーシック・エクスペリメントセット
アイテックは、私たちの生活に身近な接合道具「ネジ」と工具を使って、精巧な作品を作ることができる組み立て遊具です。
ブランコやはしご、シーソーや車など、9種類のモデルが作れるキットです。
自分の創造力や工夫次第で自由に組み立てを楽しむことができるブロックとは違い、精密な図面を読み取り、工具を使いこなして、手順に沿って組み立てる工程は、まさに本格的な物づくり体験の入口となります。
しっかりつなぎ合わせるだけでなく、取り外しもできるので、たっぷりと時間をかけて、子どもたちも試行錯誤をくり返せます。
「作ったものの構造を理解したい」「作ったものを動かしたい」「リアルなものを作りたい」という高年齢の子どもたちに挑戦しがいのあるキットで、組み立て道具の使い方や、完成した作品を動かすことでモノの仕組みへの理解も深まります。
考えながら作り上げることの楽しさを感じながら、完成した時の達成感はとても大きなものになります。
間違えても何度でもやり直すことができるので、子どもの試行錯誤を支え、創造性と探究心を引き出します。
3.最後に
まだまだ先のことですが、お子さまが大学受験をするころには、今とは受験スタイルが大きく異なってきていることでしょう。
講義形式や暗記型から、子どもたちが主体的に学びに取り組む学習方法へと変化していきます。
いろいろな環境の変化に柔軟に対応できるように育ってほしいものですね。
大きな気持ちで見守ってあげてください。
年齢別により詳しく紹介している記事もあります。是非、ご覧下さい。