4歳頃になると言葉でのコミュニケーションがとれるようになってくるので、親子で会話を楽しんでる方も多いのではないのでしょうか。
特に女の子は、一般的に男の子より言葉の発達が早いといわれているので、いろいろなことを話せるようになります。
社会性も身についてくる時期で、保育園・幼稚園などでも一人で遊ぶだけでなく、複数人で遊ぶことも増えてきますね。
また、男の子と女の子の性別的な性格や発達の差が出始める時期でもあります。
そして、自分のことだけではなく、他人のことを考えられるようになります。
今回は4歳のそのようなお子さまに最適な知育玩具をまとめました。
Contents
1.4歳の知育玩具選びのポイント
4歳にもなるとぐっと手先が器用になります。いろいろな遊びを楽しむことができ、遊びの完成度も高くなります。
創造力も豊かになり、ごっこ遊びに夢中になり、お絵かきも上手になってきます。
そのようなことをふまえて、
・ブロックなどのイメージを形にするおもちゃ
・積み木などの組立てして遊ぶおもちゃ
・コミュニケーションをとれるようになるので、複数人で遊べるおもちゃ
・親子で楽しみながら遊べるおもちゃ
などを中心に、お子さまの可能性を引き出す知育玩具を紹介します。
2.おすすめ!4歳の知育玩具
2-1.ブロック
ジスター
一般的なブロックとは違い、たて・よこ・ななめにつなげることが出来るので立体的なものを作成することができます。
正解があるわけではないので、想像力を育むことができ、また、構成力や空間把握能力を身につけられます。
ブロックのカラーは13色とカラフルなので色彩感覚を養い、ブロックの数も多いので、大きな作品を作れ、複数人で遊ぶこともできます。
もし舐めてしまっても安全な素材を使用しており、汚れてしまっても丸洗い可能ですので清潔を保てます。
1歳頃から遊ぶことができ、年齢ごとに遊び方が変わってくるので長い期間遊べるのも魅力です。
単純なものから複雑なものを作れるようになっていく子どもの成長を実感できるのも楽しみの一つですね。
- COMMENT
- 孫の為に購入してみました。
商品見て思った以上にコンパクトなボトルに沢山のピースが入っていたのでびっくりしました。
カラフルで小さな子供の手のひらにちょうど良い大きさで早速孫とくっつけて遊びました。
孫は1歳8ヶ月でまだ創作は難しけれどひたすら1個1個を繋げて遊びます。
私はお花をイメージして作ってみました…
遊び方ガイドも付いていますが、自分なりの物を自由に作れるので、孫と一緒に時間を忘れて遊べました。
私は介護施設に務めていますが、これならば高齢者の方でもレクリエーションで使えると思います。
子供も高齢者も指先を使った集中力トレーニングは必要だと思います。
今は孫と遊ぶのがとにかく楽しい!
沢山色々なおもちゃを使って遊ぶよりも、自分で好きな形のおもちゃを作って遊べるのも大変良いと思いますね!
大満足です。
- COMMENT
- 届いた時から、カラフルなパーツがたっぷり詰まったボトルには見ているだけでワクワクしました。
お世話になっている知人の娘さんにプレゼントしたのですが、いつも子供が大勢集まるので、みんなで自由に組み立てたり、おままごとに使ったりと大活躍のようで、とても喜んでくださいました。大人より子供の方が想像を超えたユニークな組み立て方をしますね。小さなうちから始めると、発想力がついて工作などいろんな場面で役に立ちそうです。軽くて持ち運びやすいのもいいですね。
ブランド紹介
【LOTUS LIFE】(日本)
0~6歳の子どもを持つ忙しいママのために、子育てをもっと楽しく、ラクにするための生活雑貨を提供する日本のブランドです。
2-2.玉ころがし(クーゲルバーン)
クアドリラ・ベーシックセット
木製レールとブロックを組み合わせることで、ビー玉が通る道を作り出す組立ておもちゃです。
何種類ものレールやブロックには、驚くしかけがたくさんあり、組み立て方によって、ビー玉のスピードや方向が変わるので、子どもたちは、疑問をいだいたりワクワクしたりして遊びますよ。
重力や摩擦などの物理理論が隠されているので、大人も子どもと一緒に夢中になれるのも人気の秘密です。
動画はこちらをご覧下さい
- COMMENT
- 4歳の誕生日プレゼントとして購入しました。開けてから一週間ですが、毎日親子で一緒に遊んでます。子供は最初ビー玉の行方を楽しんでいましたが、最近は自分で組み上げるのが楽しいようです。まだ1人では組み上げられませんが、すぐに一人でできるようになると思います。
- COMMENT
- 6歳と3歳の兄妹で遊んでいます。兄が組み立て、妹と一緒にビー玉を転がしています。
カラフルな柱は種類によって穴の開き方が異なるので、どの柱をどこに使うかでビー玉の進路が変わってくるので、意外と頭を使います。
倒れやすいことをマイナスにしている方もいますが、倒れやすいからこそ慎重さやバランスをとるための工夫が必要になってくるのでそれがまた頭を使うという点で私は気に入っています。
ブランド紹介
【クアドリラ】(ドイツ)
木製玩具メーカーのHape(ハペ)社の遊具です。ハペのおもちゃは全てヨーロッパの玩具安全基準を満たしています。
2-3.言葉を使って位置を伝える対話ゲーム
テルミー・ザ・ピクチャー
言葉を使って位置を伝える対話ゲームです。
対話をしながらゲームを進めることで、「相手にわかりやすく伝える力」「情報を正しく理解する力」を育みます。
子ども同士でも、子どもと大人でも楽しむことができるので、友達・兄弟・姉妹・親子など幅広く遊べます。
言葉を覚え、上手に使い始める4歳頃の子どもたちに、正解を求めるのではなく「対話」を楽しみながら、是非体験してほしいあそびです。
ブランド紹介
【ナターン】(フランス)
ナターン社は、フランスの学校で使用されるワークブックやドリルのような教材を発行する出版社として100年以上の歴史があります。教科書だけでなく、目と手を使った体験を通して学びにつなげる遊具の開発も盛んに行われ、教育に携わる大人が一丸となって子どもの学びを応援していまる会社です。
テルミー・ザ・ピクチャーの他に、シェープス&カラーズ(4歳)のおもちゃがあります。
2-4.コミュニケーション・ゲーム
カタチを当てよう!背中にスケッチ
カードに描かれた絵柄を、相手の背中に指で描いて、その絵を当てるコミュニケーション・ゲームです。
指で描く大きさ、速さ、どこから描き始めるかによって、相手への伝わり方は変わってきます。中には少し似ているかたちもあるので、工夫することが必要になってきます。絵柄は難易度によって変わる全28種類です。
実際に背中に絵柄を描いてみると、思っていたよりも当てるのが難しいと感じるでしょう。背中は、顔や手のひらよりもずっと刺激に対する認識が弱いのです。
たとえば2本の箸を数センチ離して背中に触れさせても、それがまるで1本のように感じます。これを感じ取る力を「弁別閾(べんべついき)」と呼びます。
しかし、「背中」をコミュニケーション手段として使うスポーツ競技もあり、その中の一つブラインド・サッカーは、監督が選手の背中にサインや指示を送るそうです。つまり弁別閾値の低い背中でも、意識を集中させ鍛錬することで、敏感になるということなのです。
ブランド紹介
【ロルフ】(オランダ)
ロルフ社は100年以上の歴史を持つ、オランダでも有数の教育遊具メーカーです。オランダでは、ほぼすべての小学校でロルフ社の教育遊具が教材として使われています。異年齢の子どもたちが同時に使えるよう、文字や数字での説明をできるだけなくし、3歳なら3歳なりに、6歳なら6歳なりの学びの発見があります。
背中にスケッチの他に、ピクチャーラインアート(3歳)のおもちゃがあります。
2-5.立体のパズル
知の贈り物 立体パズル
立体パズルは、110種の作品例をもとにブロックを組み合わせ、テキストの模様を作ります。平面だけでなく、立体にすることで、より多くの組み合わせのパズルを楽しむことができます。
平面あそびから立体あそびまで、幅広い造形づくりを楽しむことができ、お子さまの図形の認識力・思考力を育みます。
「脳力」「知恵」をアップするエドインターの知の贈り物シリーズは、幼児教室と共同開発した「考える」楽しさを知る、「考える」が好きになるおもちゃで、3歳から大人まで難易度別にレベル分けされた豊富な問題数のテキストブックで、ステップアップしながら長く遊ぶことができます。
ブランド紹介
【エドインター】(日本)
日本における知育玩具のパイオニアです。
グローバルな視野と考え方を持った大人になってもらえるよう、さまざまな観点から心と身体の発達に効果的な商品をつくるよう心がけていて、キャラクターものは扱わず、木や布のぬくもりを大切にした知育玩具一筋で商品の開発をしています。
2-6.てんびんのおもちゃ
ピエロのびっくりはかり
てんびんの原理を応用して、「重さ」と「足し算・引き算」を楽しく学べます。
「1」から「10」のおもりは、数の大きさが重さに比例しています。たとえば、右手が9のおもりだったら、左手は「5と4」でも「7と2」でもバランスがとれるようになっています。
記号としての数字を勉強する前に、数の大小を遊びながら学べる優れたおもちゃです。
- COMMENT
- 数字の勉強もしながら重さの勉強と足し算引き算の勉強までできてしまうのがすごいです!
2-7.指先を使うお絵かき
ファンタカラー600
指先を使って、細やかな描写を楽しめます。大小、赤、黄、青などのきのこのような形をしたペグを白いボードに差して、頭に浮かぶイメージを描いて遊びます。ボードが4枚入っているので、1枚で使っても、4枚あわせて大きな作品をつくってもどちらも楽しいです。ぺグは約600個も入っています。
大きさが異なるペグをつまんで自分の思ったところに入れる動作は、単純な作業に見えても小さなお子さまにとっては難しいことです。あそびを通じて、自然と視線と手先の動きが連動する協応動作を促します。
ブランド紹介
【ケルチェッティ】(イタリア)
1950年に創業して以来、子どもの興味を引き出し、創造性を育み、成長を助ける遊具を開発しているメーカーです。
どれもイタリアらしい鮮やかな色彩で、見ているだけで楽しくなるものばかりです。教育的な観点と多彩な視点から開発・研究が行われているので、安全性が高く、 高品質で長く使えます。また、一貫してイタリアの自社工場で製造するこだわりをもっています。
ファンタカラー600の他に、はじめてのボール転がし(1歳)、ベビーブロック・デイジーボックス(1歳)、カラフルギア(3歳)などのおもちゃがあります。
2-8.色・かたちの分類を学ぶおもちゃ
シェープス&カラーズ
三角、丸、お花など、さまざまな形のカラフルなビーズを使って、色・かたちの分類を楽しく学べます。
見た目にも華やかなビーズがたくさん詰まったセットは見ているだけでも楽しく、思わず触れてみたくなる誘起的なデザインです。
この商品の大きなポイントは、従来の知育玩具にはなかったライトな質感と鮮やかさです。
問題カードに書かれた通りに進めていけば、段階を踏んで様々なことに気づきが生まれます。問題カードを飛び越え、自分の発想で分類をすることで、創造性も育ててくれます。
ゆっくりと時間をかけて、どんな色や形があるのかをよくよく観察させることが、先々まで遊びの拡がりを持たせるキーになります。慣れてきたら頭の中でイメージを作らせるように、クイズ形式で形や色を指定して問題を出してみるのも発展的な遊び方になるでしょう。
色と形の認識・グループ分け・順番の理解・数と量の一致・指先あそびなど、いろいろ学べます。
ブランド紹介
【ナターン】(フランス)
2-2 テルミー・ザ・ピクチャーを参照してください。
2-9.ジグソーパズル
ジャイアントパズル アニマルパレード
出来上がりサイズは1m33cmの非常に大きな動物たちのジグソーパズルです。
DJECO(ジェコ)の製品は国際安全基準(CE許可)に則して製造されています。
ブランド紹介
【ジェコ】(フランス)
ジェコは母から子へと時代を超えて継がれた、創造性、大胆さ、情熱を持ったフランスのおもちゃ会社です。
いまでもセーヌ川のほとりにあるオフィスはいつも楽しみながら働いている社員たちの笑い声で満ちあふれています。素敵なおもちゃを考案することに何よりも時間を費やします。
ジェコのコレクションは、何よりも楽しく、知育的であり、想像力を育むものです。
情熱的で独創的なジェコの創造チームは、その美術的な取り組みを進めるため、才能あるイラストレーターに、ジェコのおもちゃをいっそう良いものにするよう依頼しています。
2-10.魚つりゲーム
魚つりパズル
魚つりゲームとパズルが両方楽しめます。
マグネットのついた「さお」で魚をつりあげていきます。
魚が全部つれたら、海色の下地のカタチをヒントにパズルを完成させましょう。
遊びを通して集中力を養い、色彩や形の認識力を高めます。
お子さまが上手にお魚を釣ることができたら、一緒に喜んであげましょう。
さおのマグネットはつり糸の先端だけでなく、持ち手の底の部分にもついています。
2-11.マグネットのパズル
ジオフォーム セット ボックス
24枚のお手本カードを見ながら、42個の丸・三角・四角などのマグネットパーツを使って絵を完成させる、マグネットのパズルです。
木製ピース裏面にマグネットシートがついてて、木製ボックスの内部にはブリキ(鉄製シート)がはめ込まれているのでくっつきます。
お手本カードどおりではなく、自分でオリジナルを考えて好きな形をつくることもできるので、想像力を養います。
木製ボックスは遊び終わったら折りたためるので、持ち運びにも便利です。
ブランド紹介
【ジェコ】(フランス)
2-9 ジグソーパズルをご参照ください。
2-12.アートなブロック
オクトンズ
縦・横・斜めに切れ込みが入った八角形の透過性のあるブロックです。
花びらのようにも見えるブロックは、切れ込み同士を組み合わすと固定され繋がります。繋げていくことを楽しんでいるうちに、いつの間にかアートのような作品を作り上げることができます。具体的な「なにか」をつくることが目的ではなく、「繋げていく」と「なにかが出来上がっていた」という偶然性が、オクトンズの魅力です。
光をあつめる透過性の特徴を生かし、作り上げてからも「光あそび」を楽しめるのがオクトンズのもう一つの魅力です。部屋のライトや太陽の光など、屋内でも屋外でもオクトンズを持ち出して、光あそびを楽しんで見ましょう。
異なる2枚の色を重ねて、色あそびを楽しむこともできます。
商品名の由来は、八角形を意味する「オクタゴン」と、ラテン語で光の粒子を意味する「フォトン」からです。
2-13.アイロンビーズ
ハマビーズ
ビーズをボードに並べてアイロンをかけると、熱でビーズが溶けてくっつきあい、1枚の板状になります。
アイロンビーズ作りに必要なビーズ・ボード・アイロンペーパーがセットになっています。工夫次第で様々なパターンの作品を作ることができます。
好きなデザインを作ることの楽しさ、自分の手で物を作り出すことの楽しさ、できあがったものを誰かにプレゼントする喜びを感じることができます。
お子さんだけでなく、大人も一緒に楽しめるのがアイロンビーズの魅力です。
2-14.アルファベットに親しむ多目的ゲーム
アルファベットであそぼう マッチ&スペル
フォニックス(音)の基本的な学習方法として、アルファベット1文字につき1つの音があることを学びます。
その際に大切なのが、単語の発音をしっかりと音ごとに分解して区別できるようになることです。
これをしっかり身につけることで、初めてみた単語をどのように発音するのか、文字ごとの組み合わせから発音を予測できるようになります。
アルファベットの歌などもスラスラと歌え、ものを指して「cat」「car」など言えるようになってきた頃におすすめです。
ものの名前を音だけでなく文字で見ても読めるようになる練習の入門編にぴったりですね。
それぞれ3文字と4文字で綴る言葉ボードの上に、ボードに書かれているのと同じアルファベットの文字カードを置いて、正しいアルファベットの綴りと発音を学習できます。
文字カードをテーブルに広げて目的の文字を探したり、カードを裏返して神経衰弱のようにしてもゲームが盛り上がりますよ。
言葉のスペルを覚えたら、言葉ボードを裏返します。
言葉ボードの裏側は空欄になっているので、自分で正しいスペルを探し当てるゲームにもレベルアップさせることができます。
ブランド紹介
【オーチャードトーイ】(イギリス)
教育的な要素があるのですが、楽しく数や色を自然と遊びの中で学べるようになっています。
使っている素材の多くは環境に配慮したリサイクル資材ですが、厚紙のしっかりしたものが多いです。
イギリスの百貨店やおもちゃ売り場などでもよく見かけることができ、本国でも支持されていることがうかがえます。
バス・ストップゲームの他に、神経衰弱をしながら遊ぶ「ショッピングリスト」(3歳)のゲームがあります。
3.最後に
お子さまのやっていることを見ていると、「そーじゃない」「こーした方がいい」などと口出ししたくなりますが、お子さまの気持ちを大切にして、ある程度は任せてあげることも必要です。自分でやらせてあげることで自信につながる時期だからこそ、いろいろと好きにやらせてみてはどうでしょうか。
そして、できたことを褒めてあげてください。
褒められることは、自分を肯定してもらったという自信に繋がり、その自信がこれから成長していく過程できっと役に立つことでしょう。
年齢別により詳しく紹介している記事もあります。是非、ご覧下さい。