赤ちゃんが産まれて車に乗る時、必ず必要になるのがベビーシートです。
道路交通法では、6歳未満の子供を車に乗せるときにはチャイルドシートの着用を義務付けています。
ベビーカーにそのまま取り付けられるものや、ベビーシートとチャイルドシートが兼用されているものなど様々な種類の中から何を選べば良いか迷ってしまいますよね。
そこで、今回はベビーシートの選び方や、チャイルドシート・ジュニアシートとの違いについてと、おすすめのベビーシートをご紹介いたします。
Contents
1.ベビーシートとは
ベビーシートとは、産まれてすぐの新生児を寝かせた状態で乗せることができるチャイルドシートの一種です。
一般に新生児~1歳頃までの赤ちゃんが使用するものになります。
車のみで使用するものや、取り外してベビーキャリーとして使えるものなど様々です。
ベビーシートの最大の特徴は「シートをリクライニングさせ、後ろ向きに座る」ということです。
これにより衝突時に赤ちゃんの首に負担がかからないような仕組みになっています。
2.ベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシートの違い
ベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシートの違いですが、一般的にこの3種類はチャイルドシートと一括りにされていいることが多いです。
◎新生児~1歳頃までがベビーシート
◎1~4歳頃までがチャイルドシート
◎4~10歳頃までがジュニアシート
となります。
ベビーシートは進行方向に対して後ろ向きについていて全体的にクッションが多く付けられています。
それは、新生児は骨格が未発達で首まわりが特に弱く、安全性の観点から前向きにシートに座ることが出来ない為です。
3.ベビーシートの種類
ベビーシートの種類についてご紹介したいと思います。
1つ目は車のみで使用するタイプです。
車のみで使用するベビーシートは、基本的には一度車に取り付けたら外すことはなく、そのまま車内のみで使い続けます。
車のシートベルトをベビーシートに通して座席に固定するタイプと、車両にある金具にコネクターをはめて固定するISOFIXタイプがあります。
こちらのタイプは、金額は比較的高めですが長く使えるものが多いようです。
2つ目は、ベビーキャリーやロッキングチェアとして使えるものです。
こちらのタイプはシート部分を取り外し家の中でロッキングチェアとして使ったり、メーカーによってはベビーカーに取り付けられるものもあります。
車の中でぐっすり寝ていたのに、おろす時に起きて機嫌が悪くなっちゃった…なんてこともそのまま家に運べるタイプなら少なくなるかもですよね!!
4.ベビーシートの選び方
大切な赤ちゃんを守るために必要なベビーシート。
種類も金額もさまざまで、どれが良いか迷ってしまいますよね。
そこでチェックすべきポイントを何点かあげていきますので参考にしていただければと思います。
まずは国土交通省が認定するチャイルドシートの安全基準マークがあるかどうかを確認しましょう。
2006年に見直された新基準なら「Eマーク」。
旧基準を満たしたものは「自マーク」がベビーシートの裏側に表示されています。
つぎに、固定方式は何かです。
ベビーシートは主にシートベルトで固定するものとISOFIX固定式と呼ばれるものがあります。
シートベルトは必ずあるので、ほとんどの車に設置する事ができます。
しかし、シートベルトでの固定は取り付けが複雑で設置に手間がかかるのがデメッリトといわれています。
ISOFIX固定式は近年普及が進んでいる固定方式で、取り付けが簡単といわれています。
こちらのデメリットはISOFIXバーの無い車には設置できないことです。
とわいえ2012年7月以降に発売された車には標準装備されていますし、取り付けが簡単なので近年はこちらの方が人気のようです。
また、適応車種はベビーシートのブランドのウェブサイトで確認できますので購入を検討の際は確認してみて下さいね。
その他にもファンやドリンクホルダーが付いているもの、日よけはあるかクションは取り外して洗えるかなど、赤ちゃんが気持ちよく過ごせるアイテムがあるかなどを選ぶときのポイントにしてみてはいかがでしょうか。
5.おすすめ!ベビーシート11選
5-1 Child Guard(チャイルドガード) ISOFIX固定 チャイルドシート
セパレートタイプのISOFIXチャイルドシートです。
シート部分とベースが分離できて持ち運びやクルマへの着け外しもスムーズなので、カーシェアやレンタカーでのチャイルドシート利用にもおすすめです。
赤ちゃんを支えながらでも簡単に操作ができるマグネットタングです。
バックルも自立式でロックも解除も片手で簡単です。
首の座らない新生児の赤ちゃんから安心して乗せられるシート角度設計なので、自然な姿勢で快適に過ごせます。
日本国内の気候や環境に合わせより快適に操作しやすいチャイルドシートにするため、高い品質を維持するために日本国内で設計、製造を行っていて、高い安全性能が認められた安心のチャイルドシートです。
- COMMENT
- 取り付けがセパレートになっているのが良い。
車2台の付け替えが面倒だと、2個購入も必要と考えていたが、これなら簡単に付け替えができるので、結果的に安い買い物になった。
安全レベルも高いので、万が一にも備えられていると思う。
回転式ではないので、子どもの乗せるときや降ろすときに、車の中に上半身を潜り込ませる感じがどうしてもあるが、これは慣れれば問題ないと思う。
5-2 コンビ シートベルト固定 チャイルドシート ウィゴー エッグショック LG 2
頭部(ヘッドサポート)と座部(シート内臓)に、卵を落としても割れないほどの超・衝撃吸収素材「エッグショック」を搭載しているので、お出かけ時の振動から赤ちゃんを守ります。
インナークッションへの使用期限を過ぎてもシートカバー頭部への付け替えができます。
車内スペースでも幅を取らないコンパクト設計なので、広々ゆったりです。
信頼と安心の「Made in Japan」モデルです。
- COMMENT
- 子供が8ヶ月くらいの時に購入しました。それまではサイベックスのクラウドQを使っていましたが窮屈なのかしばらくすると仰け反るようになってしまい。ゆったりした感じの本商品を購入。気に入っている点はメッシュ素材なので通気性が良さそう、商品が軽いので取り付け時が楽、車のシートにそこまで負担をかけなさそう、子供が座ってすぐに寝てくれるという点です。リクライニングの角度も少し変えられるのでその辺も子供の好みに合わせて弄れるのでいいです。
5-3 コンビ チャイルドシート ウィゴー ロング ムーバーサイドプロテクション エッグショック
これ1台で着用義務期間をカバーする、新生児から7才頃までの機能が充実したロングユースのチャイルドシートです。
もしもの衝撃から赤ちゃんを守ってくれる超・衝撃吸収素材「エッグショック」を搭載したモデルで、さらに側面衝突などの衝撃にも配慮した機能が充実しています。
通気性の高い3Dメッシュシートで1年中快適に過ごせて、成長に合わせてヘッドレストは24段階調節可能です。
- COMMENT
- クッション性はとても高く、安全面ではとても良い商品だと思います。外見も、高級感のあるデザインとなっています。子どもをチャイルドシートに乗せる際は、少し大変なところもあります。頻繁に子どもを車移動させる方は、もう少し乗り降りがしやすい商品の方が良いと思います。
5-4 cybex エイトン エス ツー ベビーシート
自動車大国ドイツで絶対的な人気を誇るcybex(サイベックス)の、最新の安全基準を満たした、新生児から乳児までのベビーシートです。
11段階の高さ調節可能なヘッドレストは、完璧なフィット感と最大限の安定感を実現します。
固定できる別売りの専用ベース「Base one」で車への装着と脱着をワンタッチで行うことができます。
専用のアダプター(別売)を使用することで、CYBEXのすべてのベビーカーに取り付けて、トラベルシステムとして使用することが可能です。
5-5 アップリカ シートベルト固定 回転式チャイルドシート ディアターン プラス
からだをまっすぐに支える平らなベッド型で、赤ちゃんをあお向けに寝かせてあげられます。
頭と首を安定させ、気道を圧迫せず、腹式呼吸を妨げないから安心です。
ベッド型、後ろ向きイス型、前向きイス型とチャイルドシートの形が変形します。
使い始めから卒業するまで、やわらかなクッションがお子さまを守ります。
回転機能は90度ごとにロックがかかるので、乗せおろしの時に車のドア側に向けてしっかり落ち着いて乗せおろしが出来ます。
- COMMENT
- 子供をしっかり固定してくれます。機能的に私には全く問題ありません。
ただし、子供が少し大きくなったりしたときに、ベルトのサイズを伸ばすのですが
それがなかなか面倒です。もう少し手軽にサイズ調整できたら完璧。
5-6 Aprica (アップリカ) 回転式チャイルドシート クルリラAD
クルリラADは、新生児から4歳頃まで使える回転式チャイルドシートです。
シートベルトはもちろんISOFIXにも対応しているので、より多くの車種への取り付けが可能です。
衝撃吸収素材「マシュマロGキャッチ」は衝撃を吸収し頭部への負担を軽減します。
肉厚のクッションで、赤ちゃんの自然で安定した姿勢を保ち、包み込んで守ります。
汗をかきやすい背中とおしり部分に通気性がある「シルキーエアー」を採用しているので、クッション性・体圧分散にも優れ、長期間ドライブでも快適に過ごせます。
- COMMENT
5-7 Joie(ジョイー) シートベルト固定 チャイルドシート バリアント
イギリス生まれのベビーブランドJoie(ジョイー)のチャイルドシートです。
シートベルトタイプの軽量タイプなので、ママでも簡単に庄着できます。
ベビーモード、チャイルドモード、ジュニアモードと成長に合わせてカタチが変化します。
新生児から7才まで使えます。
肩ベルトとヘッドレストが連動しているので、調節はワンタッチで便利です。
- COMMENT
- 孫の送迎の為に購入しました。両肩からのベルトを股部分で金具を一つにセットしてからロックしますが、夜間にセットする場合セットするのに少々手間がかかる。車のシートベルトのように一回でセットできるように改良してほしい。
5-8 リーマン チャイルドシート
新生児から7歳頃まで使えるので、義務期間をこれ1台でカバーできます。
3歳まではチャイルドシート、3歳以降はジュニアシートとして使えます。
コンパクトなベース形状ですので、軽自動車やコンパクトカーにもおすすめです。
国土交通省・自動車事故対策機構のチャイルドシートアセスメントで最高評価「W優(乳児モード:優、幼児モード:優)」を獲得しているので、最高の安全性能でお子さまを守ります。
- COMMENT
- ネイビーを購入。写真より実物の方が綺麗な紺色です。
車ですぐに寝る子なので、リクライニングできるジュニアシートを探していました。品質、見た目、安全性が良くてこのお値段は大満足です。
ただ、幅が狭めなので、肩幅がある子だと120センチまで使えるのか心配です。95cm14kgのがっちり型の息子は、今ちょうどすっぽり収まる感じです。
5-9 LETTAS チャイルドシート 360° 回転式
新生児から12歳頃(体重36kg)まで長期にわたり使用可能です。
360°回転機能付きなので、前向き装着と後ろ向き装着との転換はわずか数秒で、装着時間も節約できます。
ISOFIXシステムによりチャイルドシートを車に楽かつ安全に取り付けでき、ISOFIX固定金具が未搭載のお車でも、3点式シートベルトを使って装着できます。
チャイルドシートには側面保護システムが搭載され、車とぶつかり合った時の衝撃力を最小限にすることができ、子供へのダメージを減らします。
- COMMENT
- 家庭内でISOFIX付きの車とそうでない車が混在しているので、両対応のものを探していてこの商品に出会いました。レビューもなく、聞いたこともないメーカーの情報を信じるしかありませんでしたが、結果としては大正解。謳い文句に嘘偽りはなさそうです。2歳の娘は毎日喜んで座っているし、サイズ変更も簡単なので、0歳の息子が座るのも問題なかろうと思います。真夏の使用も特に他のより暑い、という感じでもありません。安全対策も色々と施されてあって、唯一欠けているのは脚がない、ぐらいのものでしょうか?でもその分軽いので付け替えが楽です。あと、2歳ぐらいになると、自分で肩ベルトを外してしまいがちですが、それを防ぐストッパーのようなものが付属していて、地味に重宝してます。ステマではなくてなかなかの良品でした。
5-10 ネビオ チャイルドシート 360°回転式
新生児から11歳ごろまで使えるロングユースタイプのチャイルドシートです。
360度回転式なので、乗せ下ろしも楽々できます。
- COMMENT
- スカイラインセダンに装着しています!
コスパ、実用性共に最高です!
5-11 日本育児 ISOFIX固定 チャイルドシート スマートキャリー
病院で出産後、退院の際からすぐにご使用いただけるベビーシートです。
車に簡単設置のベースをセットすれば、ベビーシートをしっかりと固定させ、シートベルトを使用せずに赤ちゃんを安全に移動させることが可能です。
トラベルシステムアダプターを標準装備しているので、ベビーカーに取り付けてトラベルシステムとしてもご使用いただけます。
車はもちろんロッキングチェアとして使用できるので、家の中でも大活躍です。
ハンドルを回転させて揺れを止めればベビーチェアとしても使用可能です。
6.最後に
今回は、大切な赤ちゃんを守ってくれるベビーシートをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?少しでも、選ぶときの参考にしていただけたら嬉しいです。
寝ている赤ちゃんを起こさずに連れて行けたり、隣に座る兄姉がお世話をしてくれたり、ママやパパにとっても助かること、嬉しいことがいっぱいですね。
取り付け方や使用方法などを守り、正しく使って移動や日々の生活を楽しんでくださいね!