英語脳の育て方 | フランスの知育教材「My Fabulous Storyteller」のご紹介

投稿日: カテゴリー おもちゃ, コンテンツ, 知育玩具

親が子供に絵本を読んであげる読み聞かせは、子供の心を豊かにしてくれると言われており、実際、習慣として読み聞かせを行っているご家庭も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな読み聞かせを英語で行うことで、子供の「英語脳」を育てようというお話です。

Contents

1.英語教育について

2020年の東京オリンピック開催に向けて、小学校での外国語活動が低学年からスタートするなど、これからの英語教育は益々早期化しそうです。

そのためか、親が子供に習わせたい習い事ランキングで「英語・英会話」は常にトップ3に入っています。

自分は英語が話せないから、自分の子供には不自由なく英語を話せるようになってほしいと考える親御さんも多いですよね?

英語力を伸ばすには色々な方法がありますが、一番の近道は「英語脳」を育てることです。

そこで、注目されているのが英語の本や絵本を使った読み聞かせです。

英語での読み聞かせがどの様に英語脳を育てるのに役立つのか、また乳幼児期に行うことでどの様な効果が期待できるのかについてお話していきたいと思います。

 

2.英語脳とは?

英語脳という言葉を聞いたことがありますか?

英語脳とは、他の言語を介さず、英語を英語で理解する力のことです。

例えば「apple」という英単語を聞いた時、一度日本語の「りんご」と訳して理解するのではなく、赤くて丸いりんごの映像がダイレクトに浮かぶことを言います。

逆に「りんご」という日本語を聞いた時に、「apple」という英単語を思い浮かべる人はほとんどいないと思います。

「apple」は、とても簡単な単語なので、日本語に訳さず理解できる方も多いと思いますが、長い英文でも日本語に訳さず直接英語で考え、話したりできることを、英語脳を持っているという言い方をします。

 

2-1 英語脳を育てるには、まずは耳から

英語を英語で理解する英語脳を育てる為には、英語の聞き流しが効果的と言われています。

より多くの時間、英語に触れることで、子供は耳から英語を吸収していきます。

特に乳幼児期の子供は耳や脳が柔軟な為、たくさんの英語を継続的に聞くことで英語特有のリズムを身につけることができます。

英語に対する抵抗が出てくる前に英語のシャワーを存分にあびさせることで、自然に英語脳が形成されていくのです。

2-2 英語の聞き流しが大人よりも子供に効果的な理由

日本人は他の外国人に比べ、英語の習得に苦労しているイメージがありますが、それは日本語と英語の周波数の違いが大きいと言われています。

英語と日本語の周波数は、日本語が125~1500ヘルツなのに対し、英語は2000~12000ヘルツになります。

その為、3歳くらいまでに日本語だけを聞いて育った日本人は日本語の周波数しか聞き取ることができなくなります。

しかし、子供、特に赤ちゃんの頃は、大人の何倍もの周波数を聞き取ることができる為、効果が期待できるのです。

英語を聞かせることで、日本語にはない音を自然に聞き取る能力が育ち、英語を日本語と同様に母国語として認識させることがとても大切であると言えます。

2-3 右脳の発達

子供は、まず直感やひらめきを司る右脳が優位に働く状態で生まれてきます。

そして、3歳を過ぎると、記憶や理屈的な思考を司る左脳が優位に働きます。

親が自分の好きな音楽をいつもかけていると、子供が意味もわからずにその歌を口ずさむことがよくありますよね?

これは、無意識な状態で処理をする右脳が働いたために起きたことなのです。

逆に、大きくなってから意識的に覚えようとしたものに対しては、案外時間がかかってしまうという経験はないでしょうか?

これは、左脳が働くことによるものなのです。

子供は、生まれてから様々な刺激を受けて、脳が発達し完成していきますが、脳は3歳までに70%が完成すると言われています。

また、3歳頃までは言葉が未発達な為、左脳より右脳を中心に使って生活をします。

物事を理屈で考えたりせず、直感やひらめきで生活をしている乳幼児期こそ、才能をどんどん伸ばすことができるチャンスなのです。

2-4 英語での読み聞かせの効果

英語での読み聞かせは、一般的な絵本の読み聞かせと同等の効果が期待できます。

下記が読み聞かせによって得られる代表的なもので、子供の成長に様々な良い効果をもたらします。

① 物語を聞くことで理解力、想像力が育つ
② 読み聞かせに耳を傾けることで集中力を養える
③ 語彙力が増える
④ コミュニケーション力が身につき、考え方の幅が広がる
⑤ 色々な世界に触れることで、知的好奇心が刺激される

小さいうちから英語を耳に慣れさせることで、英語に苦手意識をもつことなく楽しいものという感覚を育てる効果も期待できます。

また、英語での読み聞かせは、子供に英語圏の文化を知ってもらう機会にもなります。

物語に出てくる動物や場所などは、海外ならではのものがたくさんあるからです。

文章が全く理解できなくても、意味のわかる単語のみを拾いながら、物語の流れを想像したり、こんな話かな?と親子で会話をしたりすることで、親子間でのコミュニケーションも生まれることでしょう。

 

2-5 英語が苦手なママでもできるの?

乳幼児期の英語の読み聞かせが、英語脳を育てるのに効果的であるということはご理解頂けたと思いますが、自分の英語の発音に自信がない、また、子供には本物の英語を聞かせてあげたいという親御さんも多いと思います。

その様な場合はどうしたらよいでしょうか?

実は英語の読み聞かせは、親が必ずしもしなければならないということはありません。

今の時代は、ネイティブの音声が収録されたCD付きの絵本を選んで聞かせたり、スマホで音声をダウンロードして聞かせたりと、方法はたくさんあります。

まずは、そういったものを有効活用し、大人も一緒に子供と英語に触れる時間を楽しむことからはじめてみましょう。

そのうち、子供と一緒に聞き取れた単語を発音してみたり、お話の内容について感想を言いあったりしてみることで、「英語=楽しいもの」という感覚を自然に養うことができるのです。

その感覚を育てることが、英語脳を育てる一番の近道であると言えるでしょう。

 

3.My Fabulous Storytellerのご紹介

先程、英語の読み聞かせにはネイティブの音声が録音されているCDやダウンロードした音声を聞かせることも方法の一つであるとご紹介しましたが、そもそも、どんなCDを選んだら良いか分からないという親御さんも多いかと思います。

また、CDだと、全く同じ内容が繰り返され変化がない為子供も飽きやすく、結果、何枚ものCDが必要になり経済的ではありません。

そこで、今回ご紹介するのは、「My Fabulous Storyteller」という、英語で読み聞かせをしてくれるフランス発の知育教材です。(フランスでは非常に人気があり、フランスのAmazon知育教材部門で1位を獲得しています。)

 

3-1 My Fabulous Storytellerとは?

「Fabulous」とは日本語で「素晴らしい・とても愉快な」、「Storyteller」は「物語作家」という意味ですが、この商品は、その名の通り、子供が自分自身で選んだ主人公、物語の場所、主人公が出会う相手、キーになる物を選ぶことにより、それに合った物語を自動再生してくれるユニークな教材です。

フランスの知育教材メーカーLuniiが開発したグリーンの箱形の装置で、48話が収録されており、子供自身が物語作家の気分を味わいながら読み聞かせを楽しむことができる、今までにない画期的な商品です。

48話すべての英語スクリプトと日本語訳をホームページからダウンロードできますので、英語をこれから親子で学習しようと考えている方も安心ですね。

 

【特徴】

・操作が簡単で物語も3分~5分くらいのものが多く、小さなお子さんでも飽きずに聞くことができます。

・自分で登場人物や場所を選んで物語を作るので、子供が興味を持って集中して最後まで聞いてくれます。

・長時間移動中の車内、屋外、屋内と様々な場所で使用可能です。

・イヤホンを使えば電車移動中や静かにして欲しい公共の場でも活躍します。

・液晶画面がない為、お子さんの視力低下の心配がありません。

・子供が、携帯、パソコン、TVを見る時間を減らすことができます。

・一つ一つの物語が分かりやすく、効果音などもある為、子供が簡単に想像を膨らませることができます。

・対象年齢:3歳~

・サイズ:約9cm×約16.5cm×約3.5cm

・付属品:48話の英語原稿と日本語訳(ダウンロード)

 

「My Fabulous Storytellerは」、従来の読み聞かせの良さを残しながら、現代のテクノロジーを最大限に活かした新世代の知育教材と言えるでしょう。

 

「My Fabulous Storyteller」のご紹介はこちら

 

3-2 My Fabulous Storytellerの使用方法・手順

使い方はとても簡単。

左側の大きな黄色いダイヤルを回して登場人物や場所を選択して、右下のOKボタンを指示通り押して行くだけです。

英単語が分からなくても、絵が現れるのでお子さん一人でも操作できます。

右横にある黄色いダイヤルで、音量の調節ができます。

 

【手順】

1. 電源を入れる
2. OKボタンを押す
3. 主人公を選ぶ(SusanかBen)
4. OKボタンを押す
5. 場所を選ぶ(城、海、森、家etc)
6. OKボタンを押す
7. 仲間を選ぶ(サンタクロース、妖精etc)
8. OKボタンを押す
9. 物語に出てくる物を選ぶ(鍵、ビー玉、ネックレスetc)
10. OKボタンを押す
11. 物語がスタートする

 

動画はこちらをご覧ください。

 

3-3 海外ユーザーの口コミ・レビュー

・3歳と5歳の子供がとても気に入っています。兄弟で順番に物語を作って聞いています。オンラインストアで追加すると何通りもの物語ができるため子供が飽きずに使っています。

・4歳と6歳の娘にクリスマスプレゼントで渡しました。子供が夢中になって使っています。夜の寝かしつけにも最適です。

・特に、車移動や飛行機移動の際に使用しています。軽くて丈夫なので扱いやすいです。

・5歳の娘でもすぐに使い方を理解して自分で操作できるのが良いです。

・子供が新しい言葉を覚えたり、想像力を育ててくれるので、携帯やテレビを見せるよりもずっと良いと思います。何より物語も面白くて子供がとても気に入っています。

 

米国滞在歴5年の筆者も「My Fabulous Storyteller」を使用してみました。

正直、英語のスピードは聞き慣れるまではとても速く感じました。

英語もあまり聞き慣れないイギリス英語なので、英語がある程度できる人でも、はじめは戸惑うかもしれません。

ですが、使っている内に耳も慣れて行き、物語を楽しむことができました。

英語でお話を聞かせても、「子供が全然集中して聞いてくれない・・・」と悩む親御さんがいますが、集中して聞いていないという状態こそが、無意識に右脳が働いている状態なのです。

それなので、集中していないな、全然聞いていないな、と思っても、お話を聞かせることを続けてみてくださいね。

英語の習得に必要なのは、なんと言っても続けることです。

一日10分でも良いので、毎日英語に触れることがとても重要です。

毎日続けることで、英語の音を脳が必要であると認識するようになる為です。

目に見える効果がなくても、脳の中では英語の音を認識する回路が作られているのを忘れないようにしましょう。

まずは、「My Fabulous Storyteller」で、お子さんの選んだ主人公の名前が物語に何回出てきたか?を親子で数えるなど、ゲーム感覚で使ってみても楽しいかもしれませんね。

そして、子供と一緒にお話を聞くことで、親御さんの英語力アップにもつながったら一石二鳥ですよね。

 

「My Fabulous Storyteller」のご紹介はこちら

4.最後に

ある程度成長してくると、英語で話すのが恥ずかしいと感じたり、英語に対する抵抗を感じたりするお子さんも出てきます。

そうなる前に、毎日英語のシャワーを浴びさせることで、自然に英語脳が育てられるとすれば、親にとっても子供にとっても、こんなに楽な方法はないのではないでしょうか?

そして、将来、お子さんが自分で英語を勉強したい、英語を使って何かをしたい、と思った時に、英語脳、すなわち英語の引き出しが出来ていれば、あとはそこに単語力や文法力、そして応用力を詰めていくだけなのです。

英語教育の第一歩は、楽しんで英語を好きになることです。

「英語の勉強」として意識せず、物語を通じて自然に英語に触れられるのが英語での読み聞かせの最大のメリットと言えるでしょう。

そして何より、一番大切なのは、「親子で一緒に英語を楽しむ感覚でいること!」に尽きると思います。

 


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